誰だってそうなのだろうと思う。
その時がやって来るまでは実感が持てない。

膀胱癌発見からやがて1年。

GWを目前にふと思い出しています。
あの時と今を比較すると、雲泥の差だなぁ。
とても穏やかで平和な気分だもの。

当時私が何を経験していたか、すごくよく分かる。
動機も感情も計算も、
それらの背後にあった衝動も全てに気づいていて、
丸っと抱きしめることが出来ている。

あのとき癌になって良かった
今までより明確にNOを表現できるようになったし、身体への感謝の質が違うと感じます。

水泳、陸上、バドミントンと身体を動かしてきたから、私の身体は丈夫だと思い込んでいたんだけど、実際はあまり丈夫ではなかったことも思い出しました。

いや、忘れていたわけではないのです。
常に気合いでやりこなしてきたなと、やっと認めたかんじです(今かい!)

そしてまた、今行っている行法によって炙り出された内なる想いが・・・。
ゆらゆらと蜃気楼のように掴みどころなく、でも違和感たっぷりに存在感をアピールしてくるのです。

これもまた自己承認や諦めだったりしますが、いずれにしても誤認してきた履歴を認める。
そして、認める。はいはい、そのまんま認める。

そのあとどうなるかなんて、その日が来なきゃ分からない。
Xデーが訪れるまでは分からない。

 

 

Xデーが訪れるまでは

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