脳は刺激に興奮していました。
でも子どもに話すことを考え出したら、気分は一気にダダ下り。
「あのね〜、手術を受けるんだぁ」
こうじゃないな・・・。 違うな・・・。
何と言えば?
どう話せばいいんだろう??
確かに放置してはイケナイやつです。
手術を受けるし、受けなきゃならない。
病院からの帰り道
遠くを見つめ、彷徨う心を引き止めもせず、立ち尽くしていた。呼吸の音だけを聞き続けて・・・・・・。
どれだけ時間が経っただろう?
ふと、心が決まった。
タイミングよく少し先に見える信号が青になり
私は歩幅を大きくして前に進んだ。
「よし、今夜話そう!」
私はもう困っても迷ってもいませんでした。
勿論、暗い気持ちのお誘いに乗らなかったので、
病人ではなく「すべきことを知っている人」になっていました。
心が決まると身体は動く