モノは、生活を便利にしてくれたり心地よくさせてくれたりします。
持ち物にはその人の指向性が現れますが、私は機能美のあるものが好きです。
例えばやかん。
普段から鉄を摂取できるようにと南部鉄瓶を探すとき、サイズや容量そしてメンテナンスのことを考えます。
だから表面が大仏様の頭のようなのは選びません。お手入れしにくそうだから(と考える)。
ネットでサーチしていると、スタンダードなものから近年の流行?みたいなものの傾向もわかります。
でも視覚的に刺激を受けながらも、意図から意識を反らさず、セレクトします。
そうして手に入れた八角形の南部鉄瓶・・・。
小ぶりでお手入れし易く日常使いに最適!
毎日使って大切にしています。
ですが・・・、中国茶を淹れる湯沸かしには不適合。
鉄がお茶を酸化させるそうです。
というわけで、中国茶の師匠の指導で銅のやかんを私の日常に迎え入れました。
銅のやかんをサーチすると・・・、ピッカピカのものが多くサイズも大きい。
いくらなんでも6ℓは不要だなぁ〜とか、思いつつ、意図に戻りながら・・・。
あ、形でいうと真ん中に意図という軸があって、そこから制限しないで自由に探すかんじです。
で、視覚的な刺激や情報で気持ちがブレそうになったり、諦めが出てきそうになったら、何で必要なのか?それは何をするために使うのか?など自問します。
中心軸は変えません。
出会ったのは、黒銅仕上げのやかんです。
職人技の効いた美しさがたまりません。
クラスターを意識してとろ火で沸かしたお湯は、柔らかく優しい滋養を感じます。
片付け祭りをしながら、自分を取り巻く世界に有るモノたちを改めて見直す日々・・・。
天使存在・メイトランドと行う「片付け祭り!」も明日で3回目終了で、残り2回!
3回目は「想念、思念はただの足あと」なんですが、盛りだくさんの内容に今から興奮しています。